フルート奏者 宮前丈明のページです
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昨年夏、フランスのサンタムールで行われたルイ・モイーズ メモリアルコンサートの紹介です。
2008年7月8日夜アメリカ発 9日午前パリ着。当時はリーマンショックの前、ユーロが高騰していた時期。しぶしぶ空港の銀行でドルをユーロに交換。エールフランス航空運営のリムジンバスでパリ・リヨン駅Gare de Lyonへ。バスの運転手は「一応」英語はしゃべる。フランス人は、知っていても英語をしゃべらないと聞いていたので戦々恐々。 Gare de Lyon ここからTGVに乗って南フランスのブールカンブレス駅Bourg-en-Bresseへ。 Bourg-en-Bresseに着いたらローカル線に乗るつもりだったけれど、リハに間に合わないかもしれないということで、タクシーでジュラ県サンタムール村St Amour, Jura Departmentへ向かう。タクシーの運転手は、英語は全然理解できないらしかった。サンタムールに着いたらリハ会場とアナウンスされたところへ行く。でもドアが閉まっていてどうにもならない。近所の人が話しかけてくれるけれど、言っていることが全然わからない(汗)、先着の仲間が宿泊しているホテルの名前を出したら、ああそれは近所だよということで、そのホテルHotel du Commerceへ案内してもらう。1人だけ英語のわかる料理人がいるという。その彼と話した。「ああ、彼らならxxxxでリハーサルしているので、ここをこう行って、ああ行って」と教えてくれる。言われた通り、行って見る。でも、やはりよくわからないし、音も聞こえてこない。。。もう一度ホテルへ戻る。埒があかないから、自分が宿泊予定のホテルへ荷物を預けてから出直すというと、そのホテルの場所を教えてくれた。ローカル線の駅の近くだという。 ホテルに着きました。Hotel de la Gare 文字通り、「駅のホテル」ということなんだそうな。経営者はまったく英語を話さない。公衆電話あるか?という質問をした。かろうじて意味を理解し、「もうこの村にはないよ」みたいな返答、「じゃあホテルの電話使わせてくれ、コーリングカードあるから」と伝えてみたけれど、通じないのか、宿の電話を使って欲しくなくて、はぐらかされたのか。深く考えている暇はない。 しかたなく、楽器を持ってHotel du Commerceへ戻る。すると、別の人が対応して、私にメッセージがあるという。メッセージカードには、まさに先着の仲間が書いてくれた、リハ会場への詳しい道順が!!!「あれ、さっきの彼、このメッセージをあなたに見せなかったの?」「いいえ、見せてもらってないよ」、、、これで3時間無駄にしたけれど、しょうがない。さて、リハの場所に着いた。 なんと、Marcel Moyseの名を冠した部屋だ。地元のバンド団体の練習部屋らしい。 部屋の中に入ってみると、、、、 なんと、マルセル先生の写真と絵が。地元で深く尊敬されていることが伺えます。 やっとたどり着き、仲間との再会を果たしましたが、この日はもうリハは終了ということで、せっかくタクシーに大枚はたいて来ましたが、残念賞。ホテルに戻って夕食。安いホテルだけれど、経営者の女主人は料理がすごくうまい。ブルーチーズも、他よりも断然おいしい。部屋にシャワーがなかったのは少し当てがはずれてしまいましたが、こちらがフランス語がしゃべれなくてもきちんとサービスしてくれましたし、本当に満足のゆくステイでした。スイスから来たGabrielaがいっしょの宿でしたので、彼女がフランス語でいろいろとフォローしてくれて助かりました。(続く) PR |
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フルート指導者(Suzuki Method and non Suzuki) 北米スズキ協会SAA認定指導者 米国の某地方都市に在住
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