フルート奏者 宮前丈明のページです
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 1) ピュアな音を用いて4つの各課題曲のコンテクストを探っていく。フレーズを音楽的に繋げるためのキャッチング・ブレス、フレージングのための長い、または中庸のブレスについても理解する。
2) 次にコントラストを付ける。最初の3曲は広がりのある響き成分を持った音をベースに、4曲目は輝き成分のある音をベースにフレージングを構築し、陰影をつけていくのが適切であることがわかる。主として長い音においてどのような陰影をつけられるかが鍵である。歌を表現する音(例外もあるが主として長い音)、動きを表現する音(例外もあるが主として短い音)の諸機能に留意。これらの作業が、後に生命感あふれる表情を生み出す素材となる。
3) 表情をつけるにはアタックの軽重、ヴィブラート、ルバート・アゴーギク、等が使われるが、それらが音のいかなる特質を増強したり隠したりするのか、それによってフレーズ総体に対していかなる表情や生命感が加えられるのかを、「常に楽曲全体のコンテクストとの関連において」一音一音確認していく作業が肝要である。
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フルート奏者
フルート指導者(Suzuki Method and non Suzuki) 北米スズキ協会SAA認定指導者 米国の某地方都市に在住
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